オランジェリー美術館④ [パリその他]
モネの睡蓮の大作の為に建てられたと
言っても過言ではない、オランジェリー美術館。
楕円形の部屋の壁面いっぱいに
睡蓮の絵で囲まれたパノラマ展示は
それはそれは見事です。
オランジェリーなんて
美味しそうな名前の美術館だな…
と思っていましたが、
ナポレオン3世時代に ここにあった
オレンジの温室にちなんだ名前だそうです。
人が入らないように グルリと
回るようにして 写真を撮りましたが、
残念な事に部屋の全体像がわかりません
モネが80歳手前の頃の作品ですが、
視力低下と闘いながら、描きあげたそうです。
でも、そんな事は微塵も感じさせない
出来栄えです。
楕円の部屋が二部屋あったので
相当な大作です。
モネの睡蓮という題材に
かける意気込みに圧倒されます。
ニューヨーク近代美術館の
大きな睡蓮の部屋にも感動しましたが…
うーん、さすがフランス。
ご本家に伺って良かった♪と思いました。
こちらの美術館は午前中は
団体で混み合うみたいなので
午後に出かけました。
石橋財団コレクションもあってか
入場前の荷物検査では少し待たされましたが
それでも、これだけ人が入らずに
写真が撮れるので、価値ありです。
写真技術が無いのが勿体無い限り。